肝臓がんの患者68名を2つのグループに分け、一方は通常の内科的治療のみ、他方は内科的治療とRBS米ぬか多糖体の組み合わせで治療を行い、がんマーカーの変化をみた。その結果、RBS米ぬか多糖体を摂取したグループにおいてがんマーカーが顕著に低下した。
この研究では、肝臓がんの内科的治療にRBS米ぬか多糖体を組み合わせることで、よりがんマーカーが下がることが確認できました。マーカーの低下から、肝臓の機能が回復していると考えられます。
37名のC型肝炎患者を2群に分け、通常治療と併用でRBS米ぬか多糖体を摂取してもらい、C型肝炎ウイルスの血しょうレベルを調べた。全体的にウイルス量の減少は認められたが、RBS米ぬか多糖体群は有意性と副作用が緩和された。
HCVはC型肝炎ウイルスです。肝臓に感染すると肝炎や肝硬変、最終的には肝がんを引き起こします。HCV感染患者を2つのグループに分け、片方は薬を使った通常治療を行い、もう一方はRBS米ぬか多糖体を摂取しました。両者ともウイルス量の減少が認められましたが、RBS米ぬか多糖体の場合は副作用が認められませんでした。
肝細胞がんの腫瘍マーカー値(AFP)の上昇時にRBS米ぬか多糖体と一般薬を併用摂取したところ、数ヶ月でAFP値の低下が見られた。
RBS米ぬか多糖体と他治療薬(KM900)を組み合わせた研究です。両者を併用した結果、肝細胞がん患者の腫瘍マーカーであるAFP値が減少、すなわち改善傾向が見られました。
乳がんや大腸がんなどから転移した、転移性肝細胞がんの患者にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらい、それぞれ3例の経過をみた。
Hajito T. et al., Journal of Cancer Research Updates, 2013,2,1-9
乳管がん患者に摘出術と抗がん剤の使用により治療を行いましたが、多発性肝転移が認められました。RBS米ぬか多糖体を中心とした免疫療法を行ったところ、肝転移の完全奏功および肝機能の正常化、ならびに腫瘍マーカーの低下がみられQOLの向上につながりました。
転移性大腸がんの患者においてRBS米ぬか多糖体を中心とした免疫療法を行ったところ、肝臓やほかのリンパ節には転移が認められませんでした。
手術後のがん患者に化学療法を施した後、RBS米ぬか多糖体と他の補完治療を併用しました。その結果、少なくともCT検査を行った5ヶ月間は転移が確認されず、QOLも良好でした。
岡村靖, 薬理と臨床, 第14巻, 第3号, 2004
末期の肝臓がん患者にRBS米ぬか多糖体と他の補完療法を併用したところ、全身の状態、腫瘍マーカーの改善が見られました。RBS米ぬか多糖体が良好な結果を示した一例です。
肝臓がんの患者において肝機能が著しく低下していた状態でしたが、RBS米ぬか多糖体と他の補完療法を72日間摂取したところ、肝臓の腫瘍マーカーが低下しました。それに伴い肝機能が回復し、黄疸も消失しました。本症例では肝臓が正常な状態に近づいていると考えられます。
漢方薬とRBS米ぬか多糖体を組み合わせた研究です。両者を併用した結果、肝細胞がん患者の腫瘍マーカーであるAFP値が減少、すなわち改善傾向が見られました。
大腸がんの肝転移が見られましたが、RBS米ぬか多糖体と他の補完療法を77日間行ったところ、肝機能が好転し日常生活を問題なく送ることができています。QOLに多大な寄与をしたということがわかります。
肝臓がんの患者においてRBS米ぬか多糖体と他の免疫療法をを392日間行ったところ、腫瘍マーカーの改善のみならず、黄疸が消失しました。臨床経過も良好という結果が得られています。
※RBS米ぬか多糖体の摂取によってすべての疾病に奏功するものではありません。
※RBS米ぬか多糖体は食品の為、公的医療保険が適用されません。
【RBS米ぬか多糖体を摂取する際に考えられるリスクとして】
食物繊維由来であるRBS米ぬか多糖体を一日あたり100g以上摂取した場合、
ごくまれにお腹がゆるくなる可能性があります。
【日本食品機能研究会について】
日本食品機能研究会活動目的ならび運営者については
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