種類の異なるがん患者さん32人に1~2週間RBS米ぬか多糖体を摂取していただき、摂取前後のNK細胞活性を測定したところ、有意に上昇していることがわかった。
このデータは、がんの患者さんのNK細胞の状態を測定した結果を表します。1~2週間RBS米ぬか多糖体を摂取することで、免疫力が弱くなっている患者さんのNK細胞が活性化されました。ここでは4種のがんを対象にしていますが、今後さらに研究を進めることが期待されます。
RBS米ぬか多糖体を5名の乳がん患者に摂取してもらい、NK細胞の活性を測定したところ、全てに有意な活性が認められ、副作用もみられなかった。
この結果から、化学療法とRBS米ぬか多糖体を併用することで乳がんの患者さんに対して緩解が見られたということがわかります。RBS米ぬか多糖体のNK細胞の活性化がひとつのメカニズムだろうと言えます。患者さんに特筆すべき副作用は見られませんでした。
(前立腺がん、乳がん、白血病、子宮頸がん、多発性骨髄腫)など27名の患者にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらい、NK細胞活性を測定したところ、26例に於いて顕著な活性が認められました。
87th Annual Meeting Proceedings of the American Association for Cancer Research, Vol.37 1996
代表的な免疫療法にNK細胞の活性が挙げられます。本研究ではRBS米ぬか多糖体の摂取で、ほとんどの患者さんのNK細胞活性が見られました。今後の治療の優良な選択肢といえるでしょう。
比較的NK細胞活性が低い健常者(各群8名)にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらいNK細胞活性の測定を行ったところ、2ヶ月後には6倍以上に上昇した。2ヶ月後に摂取を中止すると、いずれも活性化した値は摂取前に戻った。
この研究からRBS米ぬか多糖体を定期的に摂取すると、自然免疫系に重要な役割を果たすナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されていることがわかります。2ヶ月後に摂取を中止すると元の値近くまで下降したことより、継続摂取の大切さがわかります。
▲がん細胞を攻撃するNK細胞
NK細胞ががん細胞を攻撃する映像
※RBS米ぬか多糖体の摂取によってすべての疾病に奏功するものではありません。
※RBS米ぬか多糖体は食品の為、公的医療保険が適用されません。
【RBS米ぬか多糖体を摂取する際に考えられるリスクとして】
食物繊維由来であるRBS米ぬか多糖体を一日あたり100g以上摂取した場合、
ごくまれにお腹がゆるくなる可能性があります。
【日本食品機能研究会について】
日本食品機能研究会活動目的ならび運営者については
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