1. QOL(生活の質)の改善

    205人の(大腸、肺、乳、胃、子宮、肝臓、他)がん患者を対象として、通常のがん治療にRBS米ぬか多糖体を加え、摂取前後のQOL(痛み、倦怠感、吐き気、食欲)を比較したところ、その結果すべてのQOLが改善傾向にあった。

    QOLスコアの変化

    解説

    さまざまな治療で大きな問題となるのがQOLの低下です。QOLが低下すると気持ちが落ち込んでしまい、 効果的な結果が得られないということもあります。 RBS米ぬか多糖体を摂取することによってQOLの低下が改善されれば、治療に対して前向きになるのではないでしょうか。
    また、この研究は、被験者が205人と比較的多いということも評価できます。

  2. 化学療法治療による副作用の軽減とQOL(生活の質)の改善1

    50名の乳がん患者にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらったところ、化学療法の副作用である食欲減退、倦怠感、悪心、脱毛などが軽減され、QOLの向上に効果があることが示された。

    QOLスコアの変化

    解説

    がんの化学療法においては副作用が強く認められることがあります。乳がん患者の治療において、化学療法の前後にRBS米ぬか多糖体を摂取すると、その副作用が軽減され、食欲増進や倦怠感の改善も見られました。化学療法の副作用を軽減する食品として期待されます。

  3. 化学療法治療による副作用の軽減とQOL(生活の質)の改善2

    (大腸がん、子宮がん、胃がん、前立腺がん、肺腺がん)など35名のがん患者にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらい、消化作用、睡眠、食欲、不安感、活動低下などの副作用について観察したところ、治療中副作用に於いて、改善傾向にあったことが確認された。

    QOLの改善
    解説

    複数種のがん患者にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらい、どのような変化が現れたのかをアンケート方式で回答を得たものです。がんにおいては様々な不定愁訴が現れますが、本研究では疼痛緩和や不安改善、身体機能向上などQOLの上昇が確認されました。また化学療法における副作用の軽減は非常に大きな意味を持っていると言えるでしょう。

  4. L放射線、抗癌剤による副作用、腫瘍の制御効果

    RBS米ぬか多糖体を摂取している被験者に対して良好な臨床結果が示された。これによって、放射線治療下の癌患者における輸血回数、治療遅延および入院期間が減少され、治療中の死亡や罹患が回避され、生活の質の向上へとつながった。RBS米ぬか多糖体摂取群で血液学的パラメータ、栄養状態、治療関連毒性および生活の質について良好な臨床結果が得られたことが明らかになった。このことは、RBS米ぬか多糖体が頭頸部癌患者において放射線による副作用の予防に際しての補助剤の可能性を示唆している

    副作用腫瘍の制御効果
    解説

    放射線治療を受けている頭頚部がん患者さんに対するRBS米ぬか多糖体の影響について調べた論文です。がんの治療を行う際には抗がん剤、放射線において様々な副作用を伴います。本論文では米ぬか多糖体によってその副作用を軽減させることが示唆されました。さらにRBS米ぬか多糖体によって腫瘍の抑制効果がみられることで、QOLの向上がみられることが示唆されました。

  5. RBS米ぬか多糖体による放射線治療の副作用軽減の可能性

    放射線治療を受ける子宮頸がんの患者20人を2群にわけ、一方は治療開始前から終了までRBS米ぬか多糖体を摂取し、他方は摂取せず治療をうけた。RBS米ぬか多糖体の摂取により、副作用(下痢症状)の改善傾向が観察された。

    下痢症状スコア

    解説

    この研究結果では、RBS米ぬか多糖体の摂取により、放射線治療中の副作用のひとつである下痢症状が改善傾向にありました。 放射線治療による副作用は強いストレスとなり、より免疫力を弱くさせることがあります。 放射線治療にRBS米ぬか多糖体を組み合わせる事で治療の補助につながることが期待されます。

  6. 健常者のQOLスコアの改善作用

    60名の健常者にRBS米ぬか多糖体を摂取してもらい、健康状態の改善などを調べた。身体的QOL、精神的QOL、日常役割機能、体の痛み、活力、社会生活機能、心の健康について、SF-12V2に沿ってスコア化し、調査期間は3ヶ月とした。すべての項目に関し健常人のQOLが改善したことを認めた。

    健常者のQOLスコア

    解説

    健常人に対して米ぬか多糖体がどのような作用を示すのかを紹介した論文です。56歳以上の方を対象に米ぬか多糖体を3ヶ月間摂取してもらったところQOLが改善したと言うことです。ここから疾患の予防ができ、より生き生きとした生活ができると言うことがわかります。

  7. 化学療法による毒性の防護作用

    化学療法との併用でRBS米ぬか多糖体を摂取したところ、腸管壁への障害、下痢の発生、死亡率が低下した。

    Treatment

    解説

    シスプラチン/ドキソルビシンは化学療法に用いられますが、毒性が高い事でもしられています。本研究ではこれらとRBS米ぬか多糖体を同時併用してシスプラチン/ドキソルビシンによる副作用の軽減が確認され、QOLの改善に寄与していると言えます。

  8. シスプラチン(抗がん剤)による副作用の軽減

    35匹のマウスを7群にわけ、シスプラチンとRBS米ぬか多糖体を投与したところ、体重減少が緩和され、副作用の軽減作用があることがわかった。

    解説

    シスプラチンは特定のがんに対して用いられる抗がん剤ですが、副作用が強く出て、体重減少などを引き起こす場合があります。マウスに対してシスプラチンとRBS米ぬか多糖体を同時に投与したところ、体重減少が緩和されました。
    RBS米ぬか多糖体に副作用の軽減作用があるということが示唆されます。

    Endo Y. et al., Pharmacology and Toxicology, 2003, 92

  9. 放射線治療による副作用の軽減

    マウスをRBS米ぬか多糖体投与群と対照群にわけ、γ線照射による体重減少、死亡率を観察したところ、マウスの体重の維持及び死亡遅延が示された。
    このことから放射線治療による副作用の軽減作用が示された。

    解説

    放射線治療は長期照射によってさまざまな副作用を引き起こします。放射線を照射したマウスの死亡遅延や体重の維持が見られていることから、放射線に対する防護作用を示している可能性が考えられます。

    Mamdooh GHONEUM Drew University of Medicine(2012)

※RBS米ぬか多糖体の摂取によってすべての疾病に奏功するものではありません。
※RBS米ぬか多糖体は食品の為、公的医療保険が適用されません。
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